2014年12月25日木曜日

第2世代


Skins第2世代。初回を観たとき、恋愛偏重の過剰なお話のどこをどう楽しめばいいのかと途方に暮れた。お願いだからキャシーとシド帰ってきてって。しかし、大変素晴らしい2シーズンでした。とりあえず、 出てくるのはこんな子たち。

エフィー:ブルネットの美人。第1世代のトニーの妹。情緒不安定なパーティーガール。酒を飲み、煙草を吸い、薬物を摂取し、男とすぐ寝る。 S7時に主人公である、エフィー、キャシー、クックのプレイリストが挙げられていて、エフィーの1曲目がエリー・ゴールディングで、ここでビョークだとかわけわからないセレクトをしないUKのドラマ制作スタッフのみなさんは素晴らしい。ブラボー!

フレディ: 「スノーピアサー」で列車内をダッシュしてた男前。エフィーに一目ぼれして、コレッジでの初回授業で「今日好きな女の子にであって、その子はきれいな子です」と言ったり、彼が出てくると少女漫画的モーメントが連発され、わたしは毎回赤面する。

クック: 写真だとポロシャツの子。ラッドでマッチョで、柄が悪くて、そこらへんで徒党を組んでそうな、まさにわたしの思うUKの男の子。フレディとJJと幼馴染で、でもみんなエフィーを好きになってしまい、困ったねというのが第2世代の1つの主軸。

JJ:くるくるヘアーのマジックを愛する男の子。たぶん、発達障害かなにか問題を抱えている。 第2世代の男の子ではJJが1番好きって人結構いると思う。不器用で、童貞で、自分と仲良くしてくれる人がいるのは分かっているけど、普通じゃないクレイジーな奴でしかないんだよと自虐的になったりもして、それが大変魅力的。特に、エミリーとの関係がすごく好き。

パンダ:右の女の子。エフィーの親友で、第1世代の時にも出てる。不思議ちゃん。それは、キャシーが男の子が思う、自分たちの都合のいい女の子としての不思議ちゃん感とは全く違う、本当に、不思議な人。英語、何言ってるかさっぱりで、字幕つけてもあまり解消されない。

ナオミ:左のブロンドの女の子。美人で賢くてしっかりしていて、でも、彼女は人にどう頼っていいのかわからなくて、かわいくてかわいくて、抱きしめてあげたい。ナオミがエミリーに気持ちを吐露する最終話は、わたしにとっての1つの希望。あと、エミリーが玄関で猫の出入り口からナオミの手を握るところ!

エミリー: ナオミの隣の子で彼女のことが好き。ケイティと双子。彼女は基本的には意志の人で、S3E9での「わたしは女の子が好きなの。というか、ある女の子が好きなの。そうじゃない、わたしは彼女が好きなの」とナオミを指さすのは本当に素晴らしい告白シーン。gleeでサンタナに対するひどい扱いにライアン許すまじと思ったみなさん、みんなSkinsみればいいんだよ!

トーマス:コンゴから家族でやってきた黒人の男の子。 ラップやったり、イベント主催したりと、なかなかいけてる。わたしは、トーマスみてるとタイニー・テンパーを思い出す。

お話の主軸は、エフィー、フレディ、クックの三角関係で、これがいまいち。とにかく3人とも過剰で、第1世代と同様に、エピソードごとに主人公が変わって、だから、ちょっと携帯小説めいたこの三角関係にはまれなくても、問題ない。わたしは、ナオミとクックの関係が好き。ナオミを通してクックを好きになり、S7のRiseを見終えて、この2人はもう二度と会うことはないのだと悲しくなった。



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